今夜は1年で最も強い満月の日を迎え、
世界各国で満月祭が行われる特別な日。
「五月の満月には天界と地上の間に通路が開け、
ひときは強いエネルギーがふりそそがれる」
と言われます。
有名な祭典としては鞍馬寺のウエサク祭(五月満月祭)がありますね。
清水にこの夜の満月を映し、
全てのモノの「目覚めと平和」を願う儀式として
古くから続けられてきたのです。
ほぼ一定のサイクルで満ち欠けを繰り返す月は
古くから、不老不死の象徴として捉えられています。
満月は月が満ち、「完成のエネルギー」を意味します。
水に映して(移して)飲み干せば
月のパワーを取り込むことができ
いつまでも若く長生きが出来ると考え
盃などに月を映して飲む風習がありました。
人智を超えたパワーを発揮できる日。
「できる自分」「できた自分」「叶った自分」に意識を向けて、
森羅万象に感謝して
内なる輝きを更にパワーアップさせていきましょう。
尚、ウエサク祭りのウエサクとは、ヒマラヤ山中にある
ウエサク渓谷からきています。
過去何世紀もの間、鞍馬と同じようにその場所で
世界平和の祈りがささげられていることがわかり
鞍馬での五月満月の秘儀をウエサク祭と呼ぶことになったそうです。